Linuxのお勉強
rcスクリプト
Linux起動の仕組みを理解しよう[rcスクリプト編]:Windowsユーザーに教えるLinuxの常識(最終回) - @IT
rcスクリプトはWindowsのautoexec.batに相当すると考えればいいでしょう。もちろん、rcスクリプトとautoexec.batでは異なる点があります。rcスクリプトは、対応する作業ごとに1つずつ、複数のファイルで構成されています。また、ランレベルごとに実行するrcスクリプトを変えることができます。
rcスクリプトの実体は、/etc/init.dに収められている単なるシェルスクリプトです。そして、 /etcディレクトリには各ランレベルに対応したディレクトリ/etc/rc0.d〜/etc/rc6.dが用意されています。これらのディレクトリに、 /etc/init.d内のrcスクリプトへのシンボリックリンクを作って利用します。例えば、Apacheを起動する「httpd」というスクリプトが /etc/init.dにあり、ランレベル3でApacheを利用する場合は/etc/rc3.dに/etc/init.d/httpdのシンボリックリンクを作るというわけです。
最も簡単なrcスクリプトは、とにかく対象とするプログラムを起動するだけのものです。